9/19 高畑山〜倉岳山

● 一昨年の10月以来2年ぶりの単独行である。電車で行って近い山でまだ登っていない山を探すと中央線沿線になった。
● 前夜の天気予報では「曇り時々雨」で翌日に延ばそうと思ったが、どうせ当てにならぬと思って出かけたらその通り予報ははずれて快晴に近い良い天気だった。
● 富士山は高畑山ではかなり良く見えたが倉岳山では雲の中だった。大月市選定秀麗富岳十二景に入るがやはり富士見は冬に限る。
● このコースで展望が利くのは両山頂と他にわずかだ。標高は1000mに届かず、登り降りともほぼ谷沿いだし稜線も樹林帯だ。しかし駅から歩き出して駅へ歩き着くのはとても手軽でいい。
● ひとりだからもっと早く歩けるかと思ったら軽身で昭文社のコースタイムとほとんど一緒だった。体力の衰えは隠すべくもない。登山客は少なくのんびり歩ける静かな山だった。
● 花は多くはないが、まだ見たことのない種もあって楽しめた。図鑑で名前を調べたが今度見つけても名前を思い出す自信がまるでない。写真以外にもアザミやツリガネニンジンもわずかながらあった。大室山にあれだけあったトリカブトは見かけなかった。ギンバイソウ(印象的だったのであとから調べて名前がわかった)の咲き終わったものもあった。


北越谷5:06―鳥沢7:13/7:20―小篠貯水池7:55―石仏8:25―仙人小屋跡9:15/9:20―高畑山9:45
―穴路峠10:15―倉岳山10:45/11:10―立野峠11:30―水場11:40―梁川12:35/12:40―北越谷15:00


鳥沢駅、ここから歩く(7:20)



民家の間の路地を右左と抜けて行くが
 標識はしっかり付けられている
     

2万5千図にない新しい道にもちゃんと
  標識が付いていてわかりやすい
    

道路標識にも登山口が
表示されている    

こんなところにもというほど
初めての登山者に親切だ

小篠貯水池、インレットも人工的に塞がれて
いるので魚が繁殖していても沼のようなもの


「峠道文化の森」とあるが、
よく考えると訳がわからない言葉だ


沢沿いだから石がごろごろ
している道もある

鉄道のレールを橋にしている


石仏、ここから沢を 
離れて尾根に向かう

シモバシラ(霜柱)、
多く咲いていた
ヤマジノホトトギス
(山路杜鵑草)

カシワバハグマ
(柏葉白熊)

仙人小屋跡

高畑山頂上、富士山は霞んで写真
には写らないがほぼ全景が望めた

穴路峠のすぐ西側にある小ピーク
どうしてわざわざ名付けられたのだろう?

穴路峠


倉岳山頂上

はじめは一組しかいなかったが
あとから2組登ってきた。    

標高1000m未満でも
立派な二等三角点

冬ならばこんな景色が見られる

立野峠の標識は新しく立派だ

峠から10分のところにある水場豪勢な
造りにしてある。予算がとれたのだろう。

水引。この花は写真に撮りにくい。


このコースは最後まで
標識がしっかりしていた

キバナアキギリ
(黄花秋桐)




鳥沢側にも梁川側にも、小さいが  
ある人にとっては厄介な橋がある