2008年 11/1〜2 
鳳凰薬師岳標高百名山、千頭星山・甘利山山梨百名山


辻山より
11/1 夜叉神峠から薬師岳 30年ほど前に鳳凰三山を縦走した時に薬師岳はピークを踏んでいないのではと思い、2日に前原山行会と合流することの一石二鳥を狙って、夜叉神峠から南御室小屋泊りで出かけることにした。テント泊が良かったが、夏山テントでは積雪の時に困ると思ったが、予想以上に寒かったので、荷物も軽くなって行動に余裕ができた。甲府から南御室小屋に予約を入れたが、電話に出た若い女性の愛想の無さには、やはりテントが良かったかとちょと後悔した。ホテルとは思ってはいないし、待遇に不満は無いが、態度だけでも気持ちよさを心掛けられないのかと、山小屋の行く末が心配にもなる。
 夜叉神峠からの道は、流石によく整備されていてとても歩きやすく、ペースも上がる。昭文社のコースタイムを大幅に短縮したので、その日のうちに薬師岳をピストンすることができた。苺平でカメラを落としたことに気づいたので、10分ほど戻ると、後から登ってきた人が拾ってくれていたので助かった。

夜叉神峠

樹間から北岳

苺平の千頭星への分岐

薬師岳から千頭星・甘利山

薬師ピーク



左奥が千頭星、ガスがかかってきた
11/2 苺平から千頭星山  前日に薬師岳をピストンしたので、今日の予定は余裕たっぷりだったので、苺平から辻山に寄り道した。それが幸いして、素晴らしい展望を眺めながら朝食を摂る事ができた。苺平から千頭星山への道は、道標、赤テープなども多く、迷うところはないが、あまり通らない道なのだろう、特に千頭星山への登りの道が荒れていた。大馴鹿峠は笹原で広々として気持ちよかった。擦れ違ったのは若い男性が一人、千頭星山からテントを背負って行く二人連れの2組だけだった。千頭星山で前原山行会と合流、景色のいい所へ移って、絶景の富士山を目の前にして昼飯にした。

南御室小屋を出て金峰方面

天気が良く、南方の山々も遠くまで見える

八ヶ岳

今日の富士山は秀逸だ

白根三山、8月に行ったのがすでに懐かしい

.....

南アルプス前衛の山々

白根南嶺、昨年のハイライトだった

甲斐駒千丈の間に見えるのは乗鞍?

鳳凰から千頭星への道

千頭星山

スケールの大きい崩壊地



大馴鹿峠、

登りは荒れている道がある

左の崩壊地の上端から左端を下ってきた

   千頭星山で前原山行会と合流
出発時刻 休憩 標高 標高差 到着時刻 所要時間 休憩
11月1日 北越谷 6:10     立川     7:15    
(土) 立川 7:21 スーパーあずさ1号   甲府     8:28    
甲府 9:00   夜叉神の森 1,380   10:10   0:10
夜叉神の森 10:20   夜叉神峠小屋 1,760 380 11:10 0:50 0:10
夜叉神峠小屋 11:20   杖立峠 2,180 420 12:15 0:55 0:25 昼食
杖立峠 12:40   苺平 2,515 335 13:45 1:05 0:20
苺平 14:05   南御室小屋 2,435 -80 14:25 0:20 0:10
南御室小屋 14:35     薬師岳山頂 2,780 345 15:25 0:50 0:25
薬師岳山頂 15:50     南御室小屋 2,435 -345 16:25 0:35   小屋泊
                4:35 1:40
11月2日 南御室小屋 6:30     苺平 2,515 80 7:00 0:30  
(日) 苺平 7:00     辻山 2,585 80 7:20 0:20 0:40 朝食
辻山 8:00     苺平 2,515 80 8:10 0:10  
苺平 8:10   0:20 大馴鹿峠 1,900 -615 9:30 1:00 0:35
大馴鹿峠 10:05 0:15 千頭星山 2,139 239 11:20 1:00 1:00 前原合流
千頭星山 12:20 昼食 0:50 甘利山 1,672 -467 14:10 1:00 0:10
甘利山 14:20     広河原     14:40 0:20  
広河原 14:55     白山温泉       4:20 3:50