MWV昭和50年度卒同期会
     情断ワンデリング  
      
2014/11/1 秋季ワンデルング   
  荒船・黒斑
  
荒船山は日本200名山、両山とも上信国境で上州・信州・関東百名山に入っている
  
参加:原田 小川 宮澤 高島 小田野


11月1日(土)小雨、午前7時半、桶川駅に小田野、小川、宮澤、燗、それに地元原田君のいつもの5人が久し振りに集合した。夏、度重なる台風で「北アルプス行」が中止となり、それぞれ自主トレーニングを積んでの秋季ワンである。最近、新車を購入した原田車で関越東松山ICを目指す。平地でも紅葉が進んでおり美しい景色が目に入る。インターチェンジまでの車中の話題は、畑や人家の庭にたわわに実った柿が、甘柿か渋柿かと議論白熱、結論は鳥も食べない「渋柿」となった。
高速道では、原田車のハイブリット性能、ナビの凄さを全員で体感、助手席の小田野がやたらとナビを弄って後部座席の全員から叱られていた。関越道から上信越道へと渋滞もなく走行、今話題の下仁田ICから一般道に入る。途中、コンビニで買い物と小休止をし、下仁田町役場を右手に見ながらこんにゃくの看板が目立つ「西上州やまびこ街道」を進む。長い綺麗な下仁田トンネルを抜けて、しばらくで「峠の茶屋」である。そこから林道に入り荒船山登山口「内山峠」に到着する。    10台前後は駐車可能な内山峠であるが、生憎の雨で、駐車していた車は、下山するまで原田車1台のみであった。
みんなが忙しく雨支度の準備をしていると、(敢えて名前を出さないが・・・)「スパッツはカッパの上から?それとも下?」と聞いている奴がいたので、小田野がいつもより丁寧に説明をしていた。聞いた奴は小田野以外の4人のうちの誰かであるが、おのずと分かるものである。登り口に少し迷ったが、小雨の中、午前10時30分過ぎに峠を出発する。しばらくアップダウンを繰り返して、1時間ほどで「一杯水」に着いたが、夏でもないので水を飲む気にはなれない。それから程なく、避難小屋兼東屋のある「艫(とも)岩」テラスに到着した。晴れていれば、浅間山や八風山などが望める断崖絶壁の眺望の良い所のようであるが、ガスって何も見えず、その迫力が分からなかった。記念撮影だけは怠らず、3台のカメラで10秒タイマー同時撮影を楽しんだ。雨の為、広めの東屋でゆったりと昼食を取った後、緩いアップダウンを繰り返し、40分掛けていわゆる荒船山のピークである経塚山(1,422m)まで歩いた。ここは、灌木も多く展望は望めそうにないようだが、生憎の雨で景色はなく、早々に帰路に着いた。1時間半ほど黙々と歩き、内山峠登山口に到着して、本日の山行は終了である。軽いストレッチをして、(原田君には申し訳ないが・・)汚れた山靴のまま新車に乗り込み、本日の宿泊先である「東急ハーヴェストクラブ 旧軽井沢」に向かう。ホテル到着後、濡れた衣服を乾かして、大風呂で冷えた体を癒し、軽井沢駅近くの地元居酒屋で夕食をとり、起床時間を決めて就寝となる。

艫岩

荒船山/経塚山頂上



2日目、公平の提案通り4時起床、各自朝食後、ホテルを5時出発となった。チェックアウトの際、眠気の残るフロントマンに「イヤミ」を言われながら「素泊まり料金」を払った。心配した雨は上がってはいるが、濃いガスの為、目的地の「車坂峠」まで車の運転も緊張する。ビジターセンターのある高峰高原ホテル前(車坂峠)に車を止め、準備運動後、6時半、表コースで黒斑山や蛇骨岳等々を目指し出発する。
雨は落ちて来ないが、かなりの時間雲の中を歩きながらの緩い登りである。時々切れるガスの間から紅葉した景色や眼下の街が見えると歓声があがった。歩く道はしっかり整備され、火山観測のケーブルなどが長く続き、シェルターと間違えた避難小屋を経由して約1時間半で「トーミの頭」に到着する。その後、20分ほどで黒斑山(2,404m)である。ガスは薄くなったが視界はまだ悪く、標識の前でお揃いの手白小屋Tシャツを全面に出して記念撮影をした。この辺りから、一瞬ではあるがガスが切れ、紅葉した下界の景色が目の中に入ってくる。緩やかな稜線だが強い風が吹き抜け、右手には荒涼とした前掛山が見え隠れしながら進むと蛇骨岳(2366m)に到着する。それから、20人ほどの山ガール隊を足早に追い越したりして、蛇骨岳を下る頃には、視界も晴れ、気持ちよく仙人岳を通過、鋸岳手前のJバンドから賽ノ河原へ急降下する。明大ワンゲルOBならそれほど緊張する下りではないが、60過ぎのおやじ登山家達の中には、膝に病を持つ者もいてゆっくり下る。ただ、振り返った断崖絶壁の景色は圧巻であった。浅間山の噴火の凄まじさがコースの両側に現われ、特に噴石の大きさに驚きながら、前掛山登り口を過ぎ、硫黄臭が漂う熊笹に覆われた「湯の平口」分岐まで進む。ここで昼食を済ませ、草すべり経由でトーミの頭まで急登したが、コースタイムより良いペース(1時間程)で到着した。逆コースではあるが「こんな時刻でどこまで?・・・」というパーティーにすれ違ったが、無事を祈り「トーミの頭」から一気に中コースを下った。道は前日の雨だけはなく、長い年月で浸食されて歩きづらく、それに加えコースリーダーOの道取りにも難があった。ブツブツ言いながらも、仲良く下る5人であり、1時間20分で今朝の駐車場に到着した。高峰温泉で日帰り入浴と考えていたが、近くの高峰高原Hのお風呂で汗を流し、サッパリして帰路に着いた。少し天候に恵まれなかったが、今回も原田君の企画良く、楽しいワンデルングであった。                                                B776 燗 記