7/15(月) 羅臼岳
岩尾別温泉4:30―5:10オホーツク展望5:15―6:00弥三吉水6:10―6:55銀冷水(軽食)7:05―7:50―羅臼平―(R数回)―9:00羅臼岳山頂―10:10銀冷水10:25―10:50弥三吉水11:00―11:25オホーツク展望11:35―12:00岩尾別温泉
極楽平を振り返って |
未明にキャンプ場を出て、地の涯・岩尾別温泉に向かう。ホテルの前の一般駐車場は満車に近く、もうホテルから三々五々登山者が出てきている。ツアー集団もいるようだ。5年前に引き返した道を登っていく。オホーツク展望では知床五湖の一部も見え、爽快だが、山の上は厚い雲で覆われていて回復しそうもない。 |
急な雪渓歩き |
弥三吉の水までは長かったが、極楽平はあっという間に過ぎ、急登になる。銀冷水を過ぎると沢沿いになり雪渓がこのあたりまで残っている。まわりに満開のウコンウツギが群生している。すぐに雪渓の道となり、まだ硬いシュカブラなので滑りやすく歩きにくいうえに傾斜もきつい。軽アイゼンが必要だったかもしれない。泥土が寄せられ積もっているところがあり、割合滑りにくいので足跡はその上を進む。雪渓が終わって傾斜が緩むといきなり高山植物が現われてきた。 |
山頂途次の岩清水 イワウメの群落 |
羅臼平に着いてもあたりはガスで真っ白く覆われて見えず、風が強い。本来ならばここで素晴らしい休憩となるところをすぐに山頂へ向かう。登る途中にも花がたくさんあり、展望が見えなくてもここまで来た価値は十分にある。イワヒゲ、イワウメ、チングルマ、エゾコザクラ、アオノツガザクラ、特にエゾツガザクラはびっくりするほど鮮やかに赤く、とても懐かしい。 |
頂上までは風の陰になっていたが山頂はものすごい風であった。 |