標高百名山
 赤牛岳 2864m(42) 
2010/7/17〜19

7/17  北越谷3:10―七倉駐車場6:45/7:00―高瀬ダム7:00/7:10―H1670m8:25/8:30―
      H2070m9:30/9:40―H2380m10:40/10:45―烏帽子小屋(昼食)11:10/11:30―
      三ツ岳南分岐12:50/13:00―R13:45/13:50―野口五郎小屋14:15  行動時間 7時間30分


野口五郎岳あたりより、左端が水晶岳、右端が赤牛岳、長かった

昨年、やはりブナ立尾根を登り、赤牛岳を目指したものの、風雨と雷で野口五郎小屋に停滞し、結局赤牛岳を断念、翌日竹村新道経由で帰途した苦い思い出がある。今回はその雪辱を期したが、うんざりするほど長い道のりであった。
ブナ立て尾根の登り、高瀬ダムから烏帽子小屋まで、7年前は4時間40分、昨年は4時間25分、今回は4時間ジャストと、年年歳歳体力が増してきたような気分で気持ちがいい。要はそれを意識したから早く登れたようなものだが。


登山口の河原にあった「シナノナデシコ」

センジュガンピ、少々くたびれている

オオヒョウタンボク

烏帽子小屋前にある、チシマキキョウの見事な群落

赤牛岳、今回はこの山に登るためだけにやってきた

チングルマ

シナノキンバイ

ナナカマド

烏帽子岳

やっと、槍ヶ岳が見える斜面の登りになった

タカネヤハズハハコ

タカネツメクサ

タカネスミレ

イワツメクサ

水晶岳

野口五郎岳、小屋は左手にあり、のんびりと過ごせた

野口五郎小屋は1年ぶりだが、昨年少人数で停滞したためか、小屋の人何人かから顔を覚えられていた。流石に風は冷たいが天気がいいので、3時間くらい小屋の外でビールを飲みながら本を読むいつもの極楽パターンを満喫できた。

7/18  野口五郎小屋3:00―竹村新道分岐3:50/4:10―東沢乗越5:00/5:05―水晶小屋5:50/6:05(朝食)―
      水晶岳6:40―水晶岳下7:05/7:15―温泉沢の頭7:25/7:30―R8:40/8:50―赤牛岳9:25/9:40―
      R10:10/10:20―温泉沢の頭11:30/11:40―水晶岳21:35/12:50―水晶小屋13:20―(R3×0:10)―
      野口五郎小屋16:00  行動時間 13時間

3:00に小屋を出る。昨晩は良く眠れたし、睡眠時間もたっぷりとった。
4:30頃、水晶岳への途次に夜が明けてきた

7年前に水晶岳へ始めて登ったときはガスで周りがまったく見えなかったが、今回は快晴である。40年近くで登った山々が出迎えてくれたようだ。


水晶岳が朝の光に染まる

鷲羽岳

5:00 東沢乗越

鷲羽岳がモルゲンロートに染まる


2mもないが逃げない

キバナシャクナゲ

ミヤマオダマキ

シコタンソウ

チョウノスケソウ

薬師岳、ここからは大きい

赤牛は遥か遠い、その向こうに立山

左に槍穂高、右に笠ヶ岳、中央奥に乗鞍、焼岳

槍への裏銀座コース

奥に富士山も顕在

笠ヶ岳の稜線左、乗鞍の下に来週行く予定の折戸岳が覗く

黒部五郎岳と雲の平、山荘も見える

白山がこれほどくっきり見えるのも初めて

赤牛岳はまだまだ遠い

9:30 やっと今回の目的の山、赤牛岳に着いた

薬師岳、ますますでかい

立山と剣岳、スキーで行く御山谷がはっきり見える

水晶までの帰路は当然ながら遠い
槍、笠、黒部五郎が一望

水晶が少し近づいた

イワウメ

ミヤマリンドウ

ミヤマキンバイ

イワヒゲ

野口五郎岳まではまだまだ

水晶岳に着くと多くの登山客がいた。若い人が多い。この分では水晶小屋は超満員、やはり野口五郎小屋に帰るしかない。
水晶小屋から野口五郎小屋までは忍耐の歩きだった。

7/19  野口五郎小屋4:00 ― 高瀬ダム10:00 ― 北越谷15:00  行動時間 6時間


4:00過ぎ、帰宅する日も天気は上々

日の出前の空は至高の景観である

一昨日来た道を帰る

赤牛岳、近くて遠い山

こんな岩歩きが圧倒的に多かった



オヤマノエンドウ

ミヤマダイコンソウ

ハクサンシャクナゲ

後立山の白馬岳、旭岳がくっきりと

御山谷、途切れ途切れでもまだ滑れる?

五色が原には雪がべったり、小屋が確認できなかった

烏帽子岳

ミツバオウレン

烏帽子小屋に着く、ここからブナ立て尾根を下れば終了